こんにちは。サービス事務の安髙です(^^)/

以前より何度かご紹介させて頂いている、同車種コラボ(*^_^*) つたえファクトリーでは本当に素敵な巡り合わせが多いんです♪ 先日は、同じ日にE34のご入庫が3台あり、既にお預かりしていた1台を合わせると、全部で4台\(◎o◎)/!平成初期のBMWが4台も揃うなんて、つたえファクトリーならではですよね(^◇^) 工場では、石井さんと阿部さんが仲良く並んでE34の作業をしていたので、こっそり撮らせて頂きました(^^♪

さて、今回はそのE34の整備作業のご紹介です!こちらの車両は、エンジンルームからキュルキュルとものすごく大きな音がしていました(@_@;)

早速、石井さんと一緒にトラブルシューティング(故障探求)をしていきたいと思います(^^)/

定番のベルト廻りのローラーかな?と予想し点検してみると、どうやらエアコンのスイッチをオフにすると音がしないようです(゜-゜) となると…エアコンベルトのテンショナーやエアコンコンプレッサーの可能性が出てきます。

再度異音をよく聞いてみると、電動ファンから音がしているような気がします(*_*)

確認のため、エンジンを切り、イグニッションオンの状態でエアコンのスイッチを入れ、電動ファンだけを回してみると、キュルキュル大きな音が鳴り出しました!犯人発見\(◎o◎)/!電動ファン不良確定です。

原因がわかったので、部品を取り寄せ、交換作業に入っていきます。キドニーグリルの奥に見えるのが、電動ファンです(^_^)v

まずは、左右のバンパーモールを外し、フロントバンパーを外します。

E34の電動ファン交換は、外側からの脱着になるため、バンパーを外さなければいけません。ちなみに、E30の場合はエンジンルームからの脱着となり、ファンカップリング、ファンシュラウド、ラジエター、コンデンサーの脱着が必要なんだそうです。意外にもE30の方が大変なんですね!(゜o゜)

バンパーが外れました!意外なことに現行のBMWより簡単に外れるそうです(^O^) 続いて、上のグリルベースも外していきましょう。

電動ファンが出てきました!これでようやく取り外すことが出来ます(*^^)v

付いていたファンは、手で回してみるとゴリゴリと抵抗があり、ベアリングに不具合が出てしまっている状態でした((+_+))

電動ファンを外したボディ側には、何やらラジエターのようなものが付いています(゜-゜) こちらはエアコンのコンデンサーで、コンプレッサーで圧縮されたエアコンガスを冷やし、液化させる役割を担っています。エアコン使用時は、電動ファンが低速で回り、このコンデンサーを冷やしているのだそうです。エアコンを使っている時にだけ異音がしていたのは、そのためだったんですね(~_~;)

あとは、新品の電動ファンを取り付け、元通り組み上げていけば作業終了です♪

石井さん、お疲れ様でした(^^)/

最後にもう一つご紹介したいと思います(*^^)v E34の電動ファンは、低速と高速の2パターンで回るのですが、エアコン使用時(コンプレッサー作動時)は、電気をこちらのレジスター(抵抗)に流して、低くなった電圧でモーターを常時回転させているんだそうですφ(..)メモメモ

ちなみに、今回作業のご紹介をさせて頂いたE34は、なんと!BMW Japan累計販売台数25万台を記念して企画された特別仕様車「525iセレクション」(^_-)-☆ 専用ボディカラーのロマンティックレッドの外装に、16インチアルミホイールを装備し、内装にはツートンカラーのレザーシートとウォールナットパネルなどなど、、、豪華な特別装備が盛りだくさんの、スペシャルな1台なんです(●^o^●)私も“特別”“限定”という言葉に弱いので、いつかは限定車を所有してみたいなぁ、、、(*^_^*)

 

すっかり季節は秋!といった感じで過ごしやすくなりましたが、朝晩は少し肌寒い日もありますので、皆さんも風邪など引かないよう気をつけて下さいね(^^)v

 

それでは、また次回お会いしましょう♪